私たち「再生の大地」合唱団は、撫順戦犯管理所で花開いた魂の出会いを、合唱という芸術形態を持った「人間賛歌」として後世に伝え残していくために結成されました。

合唱団ブログ

練習での出来事や毎日のちょっとした発見などをつづっております。

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北海道大学で演奏! 2014.6.16

北海道での初演奏が実現しました。


北海道大学 遠友学舎にて

 6月16日の夕方、北大の遠友学舎を会場に、講演と「再生の大地」の全曲演奏会が開かれました。

 

 この日、北大に集まった合唱団員は34人、伴奏・指揮は安藤由布樹先生。北海道では「再生の大地」の歌を広めたいという願いのほか、ある一人の方に是非聴いてほしい、という想いがありました。その方とは、今年92歳になられた大河原孝一さんです。大河原さんは「中帰連」の副会長もされた方で、わが合唱団の呼びかけ人のお一人でもあります。大河原さんたちの撫順戦犯管理所での体験が、こんな組曲になったことを聴いて欲しかったのです。また大河原さんの体験を直接お聞きすることも目的でした。

 しかし残念なことに、大河原さんは少し前に骨折しリハビリ中となってしまい、直接歌声を聴いてもらうことは叶いませんでした。大河原さんの証言を聞くという点では、北大の小田先生の講座でお話しされた時のビデオを視聴させていただきました。

 上映ビデオ中の大河原孝一さん 上映されたビデオ映像から

 合唱団は前年12月に「撫順水害救援・チャリティーコンサート」を東京・北区で開きましたが、その折に参加下さった中国大使夫人・汪婉さんのお口ききで、今回は札幌総領事夫妻にもお越し頂きました。「『再生の大地』をぜひ聴きなさい」とお薦めがあったそうです。

  ご挨拶いただいた諸氏 左から、札幌総領事・勝安軍氏、中国社会科学院・歩平氏、北海道大学・小田博志氏

 演奏に先だってご挨拶を頂いた方々は、北海道大学准教授・小田博志先生、中国駐日札幌総領事館総領事・勝安軍氏、中国社会科学院近代史研究所長・歩平氏、撫順の奇蹟を受け継ぐ会北海道支部長・大原雅樹さん。また、合唱団長の姫田光義(中央大学名誉教授)さんが「なぜ撫順の奇蹟を歌うのか」というテーマで講演しました。会場には中国のテレビ局も訪れました。テレビ局は、日中の平和友好・相互理解と民間交流にも全力を注いでいる歩平氏の足跡を追う取材を続けています。

北大での演奏会

 夕方と言ってもまだまだ明るく、緑に囲まれたすがすがしい会場でした。

 演奏後には、大阪から駆けつけてくれた阪大博士課程の賈玉龍さん(中帰連などをテーマに研究されている)からもお話し頂きました。美しい会場を提供し準備して下さった小田先生、受け継ぐ会の方々、わけても授業の後でお集まりいただいた北大の学生の皆さん、早くからお問い合わせをいただきご来場下さった市民の皆さまに、心より感謝申し上げます。


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